コスト競争力のある設備設計で
グローバルな活躍を目指したい。


生産技術 M.S.
2014年キャリア入社 設備技術部
機械工学科卒
Career Step
- 2014年~2016年
- 車載機器向けコネクタの生産設備開発を担当。
- 2016年~2018年
- マイクロコネクタの生産設備開発を担当。
- 2019年~
- 生産設備の設計業務を担当。
Q1 入社動機は?
前職では容器メーカーの生産技術を担当しており、その経験を活かして第二新卒として入社しました。前職では治具の設計を担当していたため、治具設計はもちろん、治具の開発を上流から下流まで全て一貫して行える事に魅力を感じました。前職では現場で直接、治具の状況を見に行く機会がなく、自分が設計したものを最後の形まで見届けることができることに、責任もありますがやりがいも感じました。また、ヒロセ電機がメーカーの中でも高い利益率を生み出していることを知り、どのようなエンジニアたちがどのような仕組みで高利益を生み出しているのか、非常に興味があり、一緒に働くことで多くのことを学びたいと思いました。


Q2 現在の仕事は?
現在、設備設計課に所属し、治具の設計をメインで担当しています。昨年まで各担当が一貫して行っていた開発を、課毎の工程に分けて、開発完了までのプロセスを短縮する仕組みとなりました。そのため、現在の開発では他部署との連携が非常に重要となり、一緒に開発を行うチームとして捉え、密なコミュニケーションをとり情報の共有を意識しています。設計業務では今まで一貫して開発を行っていた経験を活かし、よりよい治具の開発・改善が行える設計を心がけています。課のチーム内では中堅となり、今年から後輩の指導担当にも任命され、課全体の底上げにも力を注いでいます。
Q3 最も印象的な仕事は?
中国の工場で車載向けハーネス設備の立ち上げに携わったことです。元々は他部署の開発案件でしたが、非常に難易度の高い開発計画で、各部署から応援を出し、設備技術部、工場全体で開発にあたりました。当初は現地スタッフとスムーズなコミュニケーションが取れず、慣れない環境で苦労をしました。組み上げたハーネス製品も品質がでておらず、納期まで時間もなく苦しい状況でした。最後までやりきる思いを持ち続け、頼りになる先輩・後輩の支えもあり、プロジェクトメンバー全員が一丸となったことで、お客様の監査で合格をいただけたときは非常にやりがいと達成感を味わいました。改めてヒロセ電機の高いチームワークを感じました。
Q4 今後目指すキャリアは?
設備設計で一番時間がかかることは、新規のコネクタの組立に対して、従来の設備では対応できなく、新規で一から開発する場合です。製品によってはまだまだ汎用化、自動化ができていない治具もあり、汎用機、自動機を充実させ、課全体の業務効率アップに繋げていきたいと思っています。これまで、ヒロセ電機の主力製品であるマイクロコネクタや車載向けコネクタに携わって来た経験を活かし、今後はグローバルでも戦える、コスト競争力のある自動機開発で、グローバルに活躍していきたいと思っています。

